長年住んだ家のトイレの扉の開閉がしづらくなってきました。
最初は
『キーキー』
音がするだけでしたが、
段々とその音が
『ギーギー』に変わり
あげくの果てに開閉が出来なくなりました。
困った家の主は3人の大工に相談しました。
一人目の大工は
扉の滑りを良くするために蝋を塗りました。
少しは良くなりましたが、使い勝手は悪いままです。
二人目の大工は
扉が悪くなっているので新しい扉に変えようと提案しました。
そして新しい扉に変えましたがまだ完全には程遠い出来です。
三人目の大工は家全体を調べ始めました。
今までの大工は問題の扉しか見てくれなかったので、家の主は驚きました。
そして三人目の大工はこう言いました。
『家の柱が傾いていて、その影響でトイレの扉の開閉が悪くなっているということでした。』
家の主はビックリしました。
トイレの扉の開閉が悪くなっているので、原因は扉にあると思っていたからです。
家の柱の傾きを直すとトイレの扉はスムーズに動き始めました。
あなたならどの大工に仕事を頼みますか?
例え話は終わりです。
この話を今の医療に置き換えて考えてください。
一人目と二人目の大工は西洋医学のお医者さんの対症療法ですね。
膝の痛みにヒアルロン酸を注射したり、人工関節に変えたり。
三人目の大工はカイロプラクターです。
体全体を見て、症状に拘らず原因の柱を直す。
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